ABOUT MADRID

旅の基本情報

　気候と服装

マドリードは標高が７００m程の高地に位置しています。１年を通して雨が少なく、夏は平均気温が４０℃前後まで上がり、冬は日本と同じくらい寒くなります。マドリード旅行の服装については、基本的に東京と同時期の服装で問題ありません。ただ、春と夏は気温差が大きいので羽織るものやジャケットを持参するとよいでしょう。

　通貨

通貨はユーロ。補助通貨単位はセント。スペイン語での読み方は「エウロ」と「センティモ」。1ユーロ＝100セント＝約130円（2021年4月現在）。紙幣は500ユーロ、200ユーロ、100ユーロ、50ユーロ、20ユーロ、10ユーロ、5ユーロ。硬貨は2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セント。

　両替

スペインではユーロが使えるので、スペインへ訪れる前に日本で両替をすることをおすすめします。現地で両替を行うことも可能ですが、一般的に日本の方がレートが良いと言われていますので、日本で両替をして旅行にお出かけください。

　チップ

チップの習慣はありますが強制ではありません。心地良いサービスを受けた時など、気持ちを示したい時に渡すと良いでしょう。レストランやタクシーなどで満足した場合の目安としては、支払額の5～10%程度、ホテルで何かお願いなどした際には、1ユーロくらいが適当です。

　言語

公用語はスペイン語ですが、地方によってカタルーニャ語、バレンシア語、バスク語、ガリシア語、アラン語が地方公用語になっています。都市部の外国人が訪れる高級ホテルや高級レストランでは英語が通じるところがあります。

旅行で役立つスペイン語

　電圧／プラグ

電圧は220V。周波数は50Hz、プラグはCタイプとなります。日本国内の電化製品を使用する場合には変圧器とプラグアダプターが必要となります。デジタルカメラ、PC、携帯電話などはアダプターを付けるだけで使えることができます。

　電話事情

・スペインから日本へ
00（国際電話識別番号）→　81（日本の国番号）→ 市外局番、携帯電話番号（最初の0は取る）→ 相手の電話番号

・日本からスペインへ
国際電話会社の番号※ → 010（国際電話識別番号）→ 34（スペインの国番号）→  相手の電話番号（最初の0は取る）
※）KDDI：001／NTTコミュニケーションズ：0033／ソフトバンクテレコム：0061

　交通事情

都市部では、市内のいたるところに地下鉄の入り口があり移動に便利です。またバスはABONO TURISTICO（ツーリストパス）という観光客向けパスがあり、規定内ゾーンは乗り放題なので使い勝手が良いパスです。タクシーは後方座席に料金表があるので乗車前に確認をしましょう。

　パスポート/ ビザ

【ビザ】90日以内の観光は査証不要。シェンゲン協定加盟国（※）。
【パスポート】パスポート残存期間がスペイン出国時3ヵ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上必要。
※シェンゲン協定とは、協定加盟国間の入出国は国内移動と同様に扱いになり、入出国時に税関審査がないこと。日本など協定加盟国以外から入国する場合は、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受けることとなります。
※ビザ・パスポート等の情報は、予告無く変更になる場合がございますので、必ず詳細については、大使館・領事館へご確認ください。
※記載内容はすべて日本国籍の方の観光目的の場合のものです。外国籍の方、他目的の方は、大使館・領事館へご確認ください。

　時差

日本より８時間遅れています。日本が午後６時の場合、マドリードは午前１０時となります。また、サマータイム実施中（3月の最終日曜から10月の最終土曜まで）は7時間遅れになります。